性能・材質・塗料

弊社の取り扱う製品はすべて木製品です。

樹木は自然。……当然です。
自然のものだから環境にも、そして我々人にも優しく接してくれます。
そんな、木で作った窓の利点、今回はとくにカナダ桧(米ヒバ)を取り上げてその利点を書き添えさせていただきます。
マイホーム計画の資料に加えていただければ幸いです。

近年木製サッシは技術の向上により、窓に求められている基本性能である [断熱性・気密性・水密性] が非常に高まっています。
アルミサッシやプラスチックサッシに比べて、性能的に劣るということは決してありません。むしろ、断熱性や防止結露の点で非常に優れた性能を発揮します。
しかも木製サッシは、豪華・繊細なムードを住まいにもたらしてくれます。

高断熱性能サッシについて


高断熱性能サッシ試験成績書(断熱性試験/防露性能試験/図面他)
アルフェイス 片引き戸(測定熱貫流率:1.29)
片引き戸(測定熱貫流率:1.17)
片開き戸(測定熱貫流率:1.19)
アルミクラッドSHD(テラスドア)(測定熱貫流率:1.21)

環境に優しい木製サッシ

高い断熱性

木材は建築材料として様々な特性を持つ優れた材料です。特に木材をサッシの材料としてみた場合、その断熱性の高さは特筆ものです。 熱の伝えやすさを示す熱伝導率は、アルミの1750分の1です。

省エネ

むろん、木材の性能イコール木製サッシの性能ではありません。
サッシの断熱性は、構成するガラスの性能に大きく左右されます。
下の表は、複層ガラスを使用した場合の熱貫流率を比較したものですが、木製の方がアルミに比べて約30%省エネです。

高い防露性

住宅の機密性が向上するに従い、また、冷房や暖房が普及するに従って結露が大きな問題になっています。
結露は住まいの快適性という点でマイナスだけでなく、激しく生じた結露水は壁を汚したり、窓受けを腐らせる原因となります。
木製サッシは結露が生じにくいという点で高い評価を受けています。
結露は、部屋の湿気を含んだ暖かい空気が窓面に接して冷やされることによって生じます。
アルミサッシの場合、まずアルミの枠部分に結露が生じます。これはアルミの熱伝導率が高いことと関係しています。つまりアルミは冷えやすいのです。

木製サッシの場合、枠部分に結露が生じることはほとんどありません。これは木材の熱伝導率が低く、しかも枠材の厚みも熱いこともあって、部屋側の表面温度が下がることを抑えているからです。
それに木材は、多孔湿で水分を多量に保有できる細胞の集合体であることがアルミと決定的な相違です。

地球環境に優しい木製サッシ

木材の利用が森林を破壊し、地球環境の悪化を招いているという主張がありますが、木材の積極的な利用こそが地球環境を守る有効な手段として考えられます。
もちろん、木は伐採したら必ず植え育て、森林を増やしていく努力が前提であることは言うまでもありません。

下の表は、1㎡四方の窓枠サッシについてアルミと木製のエネルギー消費と炭素放出量の比較をしたものです。
単位あたりのエネルギー消費量は、アルミの 435MJ にたいして木製は 3.1MJ ですので、アルミは木製の約140倍に相当します。
炭素に関しては、放出量だけでなく、炭素貯蔵量にも注目してください。というのは、木材には炭素が固定・貯蔵されていると言うことです。
この資料は、アルミサッシを木製サッシに切り替えることによって Kg 当たり 9Kg の炭素放出量を軽減できると言うことを示しています。
つまり、木材を利用することは、資源の育成から材料の加工までトータルとして大気中の炭素を軽減していることになり、木材利用は地球温暖化防止に貢献しているということです。

アルミサッシと木製サッシの製造エネルギー、炭素放出量比較
[1㎡の窓枠について]
  木製サッシ アルミサッシ
サッシの全重量
11.2
11.2
単位製造エネルギー 3.1 435
全製造エネルギー 35.7 4832
炭素放出量 2.8 97
炭素貯蔵量 5.6 0
放出量 - 貯蔵量 -2.8 97
木材とアルミの炭素放出量の差 99.8
アルミサッシを木製サッシに代替えすることによる炭素放出量の軽減量(Kg/Kg) 8.9

木材は強い

世の中の常識では、金属に比べて木材は弱い材料とされています。  
同じ断面で比較すれば、木は金属材料と比較し弱いのは本当です。
しかし、同じ質量当たりで比較した場合、見方はまったく異なってきます。
異なった種類の材料の強度を比較する場合、よく使われるのが「比強度」という指標です。この指標はその材料の強さを質量で割った値です。
木材の比強度はアルミと比較し2.5倍です。
つまり、軽くて強いのが木材の特徴です。

もちろん、木が強いから即木製のサッシが強いとは言えません。木材は材質のばらつきがあり、仕口や継ぎ手が弱点になりやすいという問題点を抱えています。
しかし現在では技術開発や品質管理が進んだ結果、強度性能が優れた木製サッシを安定的に供給できるようになっています。